コンビニのおでんといえば冬場に食べるイメージしかないんですが、最近のファミマは何かが違う。
なんと、夏場でも美味しいおでんを開発したというではないか。
夏限定のおでん。それはチゲ風旨辛おでんという名前で販売されていました。
果たして本当に旨辛いのか?
実際に食べてみました。
そもそもコンビニのおでん販売期間は?
コンビニで売られているおでんの販売期間は基本的には寒くなる時期。
「8月後半(お盆過ぎ)から翌年のゴールデンウィーク頃くらい」とされています。
秋から春までがコンビニのおでんを食べられる時期ですね。
おでんが格安で食べられる「70円セール」は、販売開始の時期や、真冬に特に多いです。
寒くなると食べたくなるおでんですが、年中食べたいという人にとっては期間が短すぎるかもしれない。
個人的にはおでんをそこまで愛してはいないので冬以外に食べられなくても困ることはない…。
なんて思っていましたが、なんとファミリーマート、サークルK・サンクスでは夏限定のおでんを開発したという。
「夏におでん?そんなに需要無いでしょ、暑っ苦しい猛暑日におでん食う人の神経はわからん。そもそも僕は買わない。」
…と、思っていました。
ファミマで旨辛おでんと出会う
5月も半ば。何かおつまみでも欲しいなと思い、近所のファミリーマートに立ち寄ったときのこと。
レジの前にはいまだにおでんのケースが置いてあった。
「最近暑いし、今ごろおでんなんて買う変り者なんてそうそういないだろう。」
なんて思っていたのですが、ケースを見るとなんだか様子がおかしい。
薄茶色に輝く風味豊かなハズのだし汁が、なんと赤黒いではないか?
そう思いケースの脇にある説明書きを読んでみると、なんとチゲ風旨辛おでんというネーミングと激辛の文字が。
おでんと言えば関東風だとか関西風だとか、ある程度味の予想は出来るものだがこのチゲ風旨辛おでんはどうだろう。
未知の味である。
「わからない。でもとりあえず」
名前からしてうまそうである。
おつまみとしても良さそうだし、僕自身、大の辛いもの好きなので避けては通れそうにもない。
そんなわけで、試しに旨辛おでんのしらたきとウインナー、大根、ちくわなどを購入してみました。
ファミマの旨辛おでんは本当に旨辛いのか?
さてこちらがチゲ風旨辛おでんです。
赤さを超えてドス黒いのはきっと光の加減の問題ですね。それにしても未知なるつゆである。
調べたところ、つゆは丸鶏を6時間以上もかけて炊き出した鳥ダシだという。
唐辛子タップリ、さらにはコチュジャンで旨みを出し激辛テイストに仕上っている。
さっそくつゆを飲んでみたところ…。
かなり濃いめのつゆ。鶏系の風味もあり、練り物だからなのか、具材からしみ出る魚介系スープが絶妙。
チゲとして見てもクオリティが高い!うどんを入れればそのまんまチゲうどんとして販売できるレベルではないかと思う。
さらに、つゆをしっかりと吸い込んだ大根が美味い。大根ひとつでメシが食えてしまう。
ウインナーもしっかりシミウマ。しらたきも完全にメシ友である。
おでんでご飯を食べるのはあんまり好きじゃないけど、旨辛おでんならアリです。
名前に偽り無し。チゲ風旨辛おでんは旨辛だった。
まとめ
ファミマの旨辛おでん。夏におでんなんて正直信じられないなんて思っていましたが、完全に勘違いでした。
つゆの味を変えるだけでここまでもおでんは美味くなるものか?と信じられない気持ちになりましたね。
個人的にはおつまみにも良し、ご飯のおかずにも最高だったのでできればオールシーズンチゲおでんが食べたいです。
注意点をひとつだけ。名前の通り激辛なのでハッキリ言って小さいお子さんにはオススメできませんね。ほんとうに辛いので。
賛否両論ありそうな辛すぎるおでんですが、僕は本当に好きなのですぐに消失しないことを祈るばかりです。
需要があればきっと…。