もう人生諦めたくない!僕が経験したやらない後悔

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最近野菜が足りてないな~。と感じたので夕飯はもっぱら野菜サラダです。

ドレッシングもかけずに食べますが、素材の味がダイレクトに感じられ普通にうまいです。それだけ体が野菜を求めているってことなのでしょうね。

トマトが大好きなのでトマトサラダを食べたいのですが、トマトって意外と高いしわざわざ家でカットしレタスの上に盛るのがめんどくさい。

市販のサラダで済ましたいところですが、僕はあきらめない。
高リコピンを求めトマトをカットするところから始める。

時間はかかるが味は最高。

いつしかあきらめという言葉が大嫌いになっていた。

そうだ。僕はすぐにあきらめる。弱い人間だった。

僕はあきらめた

この世に生を受けたとき。僕はつらいことも悲しいことも知らない夢にみちあふれる少年だった。
大きな病気にもかからず、健康そのものだった。

家は貧乏で市営住宅暮らしだったけど、兄弟の仲も良いし親子関係も良好。

小、中、高どれも成績は上から数えるほうが早かったし、特別勉強したっていう記憶も無かった。

しかし、1度経験した挫折感から僕はあきらめの早い人間になっていった。
高校のとき、アルバイト先で知り合った先輩に恋をした。

初恋女子

僕より3つ年上だった。

目がパッチリとした二重で身長は150くらいのミニマムサイズでかわいらしい女性だった。
高校生にとって3歳のハードルはかなり大きいが、年上の女性は魅力的だった。大人の雰囲気に飲まれ、僕は彼女のことしか考えられなくなっていた。

しかし、彼女にはすでに彼氏がいた。

おっかない彼氏にあきらめた

彼氏がらんぼう者だったらしく、彼女の目の上にはアザがあった。
しかも一度だけではなく二度、三度と。場所は頬のときもあったし、鼻のときもあった。

彼氏について相談も受けていたので僕はなんとかしてあげないと!と本気で思った。

今で言うDVなんだと思うけど当時はそんな言葉もなく、とにかく危険な男だと思った。

僕は悩んだ。

(なんで別れないんだろう…)
(別れる!って言ったからなぐられたのかな?)
(でも第3者の僕がしゃしゃり出るのはおかしいのではないか?)

でも…

助けたい。彼女を救いたい。

いや、違う。本音はこうだ。

「彼氏さんに別れるよう説得し、うまく別れてくれれば彼女は僕を好きになりそのまま付き合ってくれるんじゃないか」

僕はゲスの極み男子だった。

あきらめとは程遠い告白

彼女と僕は一緒に彼氏さんのアパートに訪問する。
ピンポーン♪

彼氏さん「はい、…あんた誰?」

僕「か、彼女、あなたのこと好きじゃないって言ってます!もう一緒にいたくないって言ってます!
あなたが暴力的だから言い出せないんです!」

「僕は…彼女のことが好きなんです!」

だから…

ガスッ!ボコッ!!

僕は彼氏さんにグーパンチをもらう。
連続で5回も。

意識がもうろうとする。

もう耐えられないかもしれない。
でも、後悔はしていない。

言いたいことを言ってやった。彼女のために。

…そのときである。

「僕くん!」

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突然現れた彼女は僕の前に大の字になってふさがる。

「もうやめて。私も僕くんが好きなの!だからお願い…別れて」

彼女は身を盾にして彼氏さんから僕を守る。
彼氏さんは何か言いたそうだったが、彼女の必死な行動にあきらめたのだろう。

そのままアパートのドアは閉じられる。

僕「イテテッ!…アイツ本気でなぐりやがった」

「フフフ…もう。バカなんだから。…でも、ありがとう。あなたがいなかったら私、ずっと変われなかった。私…」

僕くんが好き。

ムフッ。フフフ…。

イメージトレーニングは完ぺきだった。

明日、彼女に言おう。「彼氏さんに逢わせてくれ!」…と。

ついに決着のときが来た

翌日。

いつもより5分ほど早くバイト先に着いた。
すでに彼女は来ていて、友達と仲良く話していた。

二人は僕の姿に気付いていない。

良くは無いとわかってはいたが耳を澄まして会話を聞いた。

彼女の友達
「また彼氏の話~?」

彼女
「アイツすぐ手上げるけど、意外とやさしいとこあんのよ。
こないだ野良猫拾ってきて”なんとか飼えないかな?”だって!

超ウケるし

それに料理もすっごいうまくてこの前作ってくれたトマトとツナの生野菜パスタなんか超美味しかったし。」

「でね、昨日いつもと違う真剣な顔で私を見つめてきたの。そしたらさ~」

「来年、結婚しよう…だってさ!もーマジウケるし~。ヤバいよね。」

…。

…。

僕はその日バイトをサボった。

あれっ、空ってこんなにぼやけてたっけ?

違う。これはアレだ、心と体のバランスが崩れたときに涌き出る心の汗だ…。

ああ、僕はなんてバカだったんだろう!
勝手に妄想して彼氏と別れさせ、そのまま彼女をモノにしてやろうと思っていたんだ。

彼女の気持ちなんて全然わからなかったくせに。

ああ、もうだめだ。僕は…俺は…

ダメなヤツだ!

あきらめから復活はあるのか?

ある意味、告白する前にフラれてしまった。

それから3ヶ月間、頭の中は真っ白で呆けた老人さながらのフヌケっぷりだった。

いや、もしかしたらまだ間に合うかもしれない?でも彼女は間違いなく「結婚」の二文字に心踊らせていた。

いや、でもオレは彼女のことが忘れられない。付き合ってないけど、彼女以上の女性が今後現れるなんて想像できない。

でもどうする?俺は彼女と彼氏の幸せに口を出せるのか?部外者じゃないか。

頭ではわかっていても心が許してくれない。

「本当にそれでいいの?あきらめるの?」

オレは…

いや、ぼ、僕は…

あきらめた。

結局、何も言わなかった。

情けないやつ。つまらない男。

なんで言わなかったんだ?

あのとき僕は言うべきだったんだ。

「ずっと前から好きでした!僕と付き合ってください!」

…と。

失敗してもいいじゃないか?「もしかしたら」言ってみないとわからないじゃないか。

うまくいってもいかなくても言うべきだった。

だって、あのとき告白していれば、失敗談として笑って話せる日が来ただろうし、可能性は低かったけどもしうまくいってたら今ごろ僕と彼女は…。

やらない後悔はやった後悔の何十倍、いや何千倍もつらい。

あきらめたら試合終了だよ

失敗したって良かったんだ。

でも、それに気付いたのはここ最近。30代になってからだ。

遅すぎる気もするけど、気付いたのはやっと心の整理がついたからなんだと思う。

女々しくてつらいけど僕はそんな男だった。

あのときあきらめたから今のくらしがあるのだけど、
でも、もうあきらめたくはない。

あきらめることをあきらめよう。

僕は僕にしかなれないけど、心を裏切ってはいけないと思う。

あなたが今、やりたいことがあるけどもう一歩踏み出せないのであればこう言いたい。

「後で後悔しない?やっときゃ良かったって思わない?」

恥ずかしい話だけどもう後悔はしたくないのだ。

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