めんどくさがりはすぐに治すべきだと実感した話

なまける

僕は本当にめんどくさがりで行動力の無い男だと思う。でもある出来事をきっかけに少しは良くなりました。

これは、僕が以前住んでいたアパートで起きた、めんどくさがりやを改善するきっかけになった話です。

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めんどくさがりやの特徴

洗面所

うちはアパート暮らしなので設備のトラブルは管理人任せ。

ある日、洗面所の蛇口をひねるとなんだか水の量が少ない

チョロチョロと申し訳程度にしか出なく、見ていて悲しくなるほど。

しかもお湯も出ない

ううむ、昨日まではなんともなかったのに。

もしや、水道管が詰まってるのか?

普通の人なら電話してすぐに直してもらえばいい、そう思うのでしょうがそこは自他共に認めるめんどくさがり屋の僕。

思うだけで行動には移さないのだ。まさにこれがめんどくさがりやの特徴といえよう。

「でもまあぜんぜん出ないわけじゃないし、まあほっとけばそのうち直るだろう」

そんな風に思っていました。

今思えばバカバカしい話ですがあまりにもめんどくさがり屋な男、それが僕だった。

さすがに耐えられない水圧

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それから月日は流れ6ヶ月後。

依然、水の勢いは弱くてか細い。

季節は真冬。1月半ばである。

朝の洗面所は暗くて寒い。

面を洗おうにも水は凍るような冷たさ。しかも、水圧は日を追うごとに弱くなっているようだ。

出る量が少ないのはともかく、お湯が出ないのは堪えがたい。

さすがにこのままではまずいと思った。

思い立ったが吉日。さっそく管理人、というか管理会社に電話をすることに。

あいまいな水道業者

管理会社に連絡する。電話に出たのは女性だった。

「はい、◯◯の△△です。」

僕はこれまでのいきさつを説明する。女性は親身に聞いてくれ、声は若々しくとてもキレイだった。

言葉使いも丁寧で修理に関しても

「そうですか、それは困りましたね。ではすぐに業者を手配します。本当に申し訳ございません!」

と、やさしくて思いやりのある方だった。

なんていい人なんだ。きっと松下奈緒のような美人さんに違いない。

僕は修理日を決め電話を切った。

神対応…ならぬ紙対応?

水道屋

翌日午前10時頃、水道工事のナンタラ会社(名前忘れた)の方が来てくれた。予定時刻より30分くらい早く来た。

業者さんは一人。黒ぶちメガネがよく似合う、40くらいのオジサンだった。まあ僕もオジサンだけど。

おじさんは部屋に入り洗面所を見るやいなや、

「うーん、水道管が詰まっているみたいですね。」

と言った。

それから首をかしげ…そのまま固まる。

突然、

「あ~これね!これじゃだめだ。これはここが良くないからダメなんだよ。」

と得意げに話し、

「いや、これは違う。ううん、どこが問題か。それが問題だわ。

と言ってみたり、

「あれ~、やっぱりそこはおかしくない…かなぁ?

と言ってみたり、なんともつかみどころの無いひとりごとを言いはじめた。それにしても…

専門用語を使いまくる人よりはましとはいえ、こそあど言葉を使いまくるのも考えものだ。

その後の現状説明も安っぽく、まるでわら半紙のように薄くてペラペラだった。

動き始めたおじさん

とはいえ、こちとら直してもらう身。余計なことを言って怒らせてはいけない。

オジサン(※業者さん)はそれから洗面台の下のトビラを開け、配管をくまなく視察した。

ジャバラ状の配管は見た目も新しくネジが緩んでたり配線に傷があるようにも見えない(そうだ)。

ゴソッ。

オジサンはついに修理をはじめたようだ。

「…台所のお湯出してみてもらっていいですか?」

僕は言われた通り、台所に行き蛇口をひねる。20秒くらいしてからぬるま湯が出てきた。

すると、

「あ~、そのまま出しっぱなしにしといてね。そうそういいね。そんなふうに」

それから1分くらいして

「はは、ほら。やっぱりそうだ。ね?お湯出てるでしょ」

と言った。

よかつしたです「…え?」

僕は言ってる意味がわからなかった。

それからおじさんはこう言い放った。

「お客さん、このアパートは台所のお湯を出さないと出ない方式なんだよ。」

よかつしたです「……は?

意図がつかめずにいる僕。

おじさんは得意気に洗面所の蛇口を指差す。なにが言いたいのかよくわからなかった。

説明によると、どうやら台所のお湯を出さないから洗面所のお湯も出ていないんだ、お湯を出すには台所でお湯を出しっぱなしにする必要がある、という意味だったらしい。

「水道菅は問題無いです。でも、これが限界ですよ」

よかつしたです「え、えっ?

僕は二度見ならぬ二度聞きしてしまった。

限界って、もしかして「台所でお湯を出しておかないとお湯が出ない、しかもチョロチョロとしか出ない」ってこと?

「はい。これ以上はちょっと…」

え~。

直らないのか。

「この水道はあれだね、直らないね。」

そうか、直らないのか。

というかなんもしてないんじゃ?

でも、専門家が言うことだし素人が口を出したところでどうかと。

納得はいかないものの、どうすることもできないのも事実。

「そうですか…あ、ありがとうございました」

それからおじさんは一礼し帰っていった。

~それから二年後~

1月。季節は冬である。

洗面所の蛇口をひねると、申し訳程度の水がチョロチョロと垂れてくる。

いや、前よりもどんどん量が減ってるような気がする。

もはやチョロチョロではなく、ショロショロって感じ。

お湯も当然出ない。

あのとき業者さんが見てダメだったんだ。もうあきらめるべきだ。そんな思いとは裏腹に、やっぱり直らないのはおかしい。そう思う自分がいる。

いや、それよりもまずだ。なんで二年もそのまんま放置してしまったのだろう?

僕の心の中には

「まあ、お湯が出なきゃ風呂場で洗えばいいし」

「べつに生活できなくなるわけじゃあるまいし」

というある意味楽観的、別の言い方をすると「あきらめ思考」があるのかもしれない。テキトーな性格なんだな。

そうか、これが僕がめんどくさがり屋である原因でもあり問題点でもあるのだ。

僕一人なら我慢できる。

しかし、嫁と娘が使うことを考えるとさすがにそうも言ってはいられない。めんどくさがり屋の僕はともかく、周囲の人間に悪い影響を与えるってことを忘れてはいけない。

でも当時の僕は忘れていた、というか知らなかった。アホだ。

それにしても…

”本当にお手上げなのだろうか?”

なんとか直す方法はないものか。

僕はもう1度、管理会社に電話した。

直らない?洗面所

電話に出たのは声のトーンがやさしい女性だった。

僕はいままでのいきさつ、そして今後どうしたらいいものかを相談した。

女性は

「もう一度管理部に対応させます。本当にもうしわけありません」

と言った。

リベンジ修理

やってきたのはガス屋さん。前回水道を見て直らなかったため、ガス周りが原因だと思ったんだろう。

ガス屋さんはまず蛇口をひねった。

相変わらずチョロチョロとしか出ない。

それから一応水道周りを確認し、なにやらゴソゴソやっていた。

そして、一言つぶやいた。

「お客さん、直りましたよ〜。」

あ〜やっぱり

”エッ?”

直った!?

「水道管詰まってました」

なんと、詰まりが原因だったとは。すごいな専門家。さすがガス屋…いや。

ガス関係ないやん。

悩み続けた水道トラブルはわずか30分で解決してしまった。

それにしても、

なんでガス屋にわかって水道屋にわからなかったんだろう?

ともあれガス屋さんののおかげで水もお湯もたっぷり出るようになったのでした。

まとめ

お湯が出なくても生きていけるし元々出ないもんだと思えばなんてことないはずなんですが、これからずっと使い続けることを考えれば不便以外の何物でもありませんよね。

それに、自分だけが良くてもイカンです。

僕はなにもせず、ただそのまま放置してしまいました。でも…

たった一度の行動、たった一本の電話であれだけ悩んでいた水道トラブルは一瞬で解決してしまいました。

結局、悩んでばかりいても現状は変わらない。めんどくさがりはやっぱり良くないのだ。行動したらすぐに解決してしまう。やらなきゃそのまま、何も変わらない。

そう実感した出来事でした。※だいぶ情けない話ですが