ツナマヨの本当の美味さを知ったとき、常識が音を立てて崩れた

maguro

ツナマヨうまいよね。油ギッシュな誘惑に勝てない夜。
マヨネーズとツナ缶の最強コンビはコンビニのオニギリで立証済みだ。

でも忘れてないかい?ほんの人手間でツナマヨがさらなるバケモノ最強フードに変わることを。

ツナマヨがうまいのは仕方ない。なんせ油ミーツ油なんだもの。

油がうまい理由は単純だ。

油にはもともと味なんか無い。単なるベタベタした水をはじくコーティング成分でしかない。

油がカロリーが高いのは言うまでもない事実。しかし、人間が生きていく上でカロリーは必須科目であり、欠かせばそれすなわち「死」を意味する。

本能的にカロリーを求めているのだ。

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ツナマヨ=正義

ne-zu

油といえば高カロリーの代名詞であり、摂取し続ければ当然太る。

だがしかし、しかしだ!

人間が生きていく上でカロリーは必須であり舌はごまかせても本能はごまかせない。

味じゃないのだ。カロリーは。

生きてく上で機能的に働くカロリーとして油は人間にとって必要であり、本能的に体が欲するのである。
さて、油を肯定的に解釈できたので本題のツナマヨに移ろう。

ツナマヨはそもそもツナ缶にマヨネーズを混ぜるだけのシンプルイズベストなおつまみ系フードである。

しかし、ツナマヨにはおつまみだけでは言い表せない深くおいしい魅力が詰まっている。

ツナ缶自体サラダ油まみれの不健康フードと言われやすいものだ。

そんな油フードにさらに卵ミーツオイルのマヨネーズをかけるときたら健康系美食家は口をアングリと広げ「無いわー」の一言を残してその場から去るのみであろう。

しかし、人は理屈で動かない。うまいは正義。正義は正しいのだ。

タップリのマヨに包まれたツナ(マグロ)はやめてー!の言葉も空しくただひたすら油の海に溺れる。

悔しいが気持ちがいい。そしてツナは叫ぶ。

「油まみれちゃった!でもいいの、これがいいの~!!」

そうだ、それで良いんだツナ。本能のままに。ツナとしての宿命、そして運命をまっとうし、僕たちの口の中で開花するのだ!

さあ、今こそ!ツナとマヨが永遠的契りを結ぶ時!

俺氏
「パクリ」

「ううう、うんま~!!!!」

ツナとマヨ。お前たちはよくやった!俺の舌、そして胃の中を旨さと快楽物質で満たしてくれた。
ありがとう。ツナマヨ。そしてさようなら、ツナマヨ。

でもしかし、ひとつだけ忘れていたことがある。

そうだ。あれだ、
アクセンツだ!

君はツナマヨ=正義という常識にとらわられ、肝心の「味の追及」について勉強不足なんじゃないか…と。

いや、ツナマヨは最強だよ!旨いよ!オニギリの具にだってなってるし、これ以上望む必要なんて無いじゃないか!?

天の声
「ほんとうか?」


「?なんだ今の?」

天の声
「本当かと聞いておるんじゃ」


「うぐぐっ…。 ほ、本当です!」

よくわからないが答えた。

天の声

「ホッホッホッ。未熟者め!お前は常識にとらわれておる!マヨとツナというベストオブベストにな!?」


「い、いや。ツナマヨは最強です(自信喪失)…それ以上なんてあり得ませんよ。」

天の声
「クワッ!!たわけ~!!」

バシーーン!(わりばしで叩かれる音)


「痛ッ!? なんかよくわかりませんけどスミマセン。」

天の声
「これをかけてみろ」


「え??」

天の声から手渡されたのは1瓶の黒コショーだった。

僕「こ、これ??」

天の声
「かけてみよ。ツナマヨの上に。それもたらふくな!!」

僕「は、はい…。」

僕は天の声の言われるがままツナ缶にマヨネーズをタップリとかけたあと、「嘘ッ!!?」っていうくらい超大量にコショーを振りかけた。

僕「かけましたけど何か?」

天の声

「食うてみよ。」

僕「?」

天の声「はよ食え!」

僕「は、はいっ!!」

僕は仕方なく天の声の言うがままツナマヨ(黒コショー入り)をほおばってみた。

mayo

tsuna

…するとどうだ!

マヨとツナの油ギッシュに黒コショーのスパイシーでさっぱりとした後味が加わり最高の旨味フーズへと変貌してるではないか!

「うっひゃ~!うんま~!!」

天の声
「フフフフフ…」

「はっ!」

天の声
「そうじゃ、その通りじゃ。お前は今までツナマヨこそが最強のおつまみだと思っていたのじゃろう。」

僕「(くやしいけど)は、はい…。」

天の声
「今オヌシはツナマヨに黒コショーをかけることでツナマヨを越えた最強の口どけテイスト、そして旨味をてにいれたのだ。この意味が分かるか?」


「いえ、全然。」

天の声「た、たわけものが!!よいか、ツナマヨはたしかにうまいしご飯にもピッタリ、おつまみとしても最高じゃろう。」

「だがしかしだ。」

僕「?」

天の声
「ツナマヨの旨さを知った者はツナマヨだけで満足し、更なる味の追及をしなかった。考えてみよ、ツナマヨが最高かもしれないが、もしもそれ以上にうまい食いかたがあったら最高どころではなく究極なのではないか?…と。」

僕「た、たしかに…。」

天の声
「ここでワシは黒コショーをかけてオヌシに食わせた。するとオヌシは超うめ~と騒ぎ立てたではないか?これの意味するところ、わかるな?」

僕「あ。は、はぁ…。」

天の声
「うまい=正義という常識にとらわれ、自分から更なる旨さを追わないのだ。現状で満足?すなわち自分で判断していないのだ。」

「!!!」

天の声
「よく分かったであろう。つまり、そういうことだ。」


「そ、そうか。僕はツナマヨは最強の食べ物でこれ以上の食いかたは無いと思っていた。でも実際は違う。ツナマヨに黒コショーをかけたらさらにうまいウマウマ究極愉悦コースに飛び移っていたのだ。」


「僕は… 現状で満足していた。」

天の声
「そうじゃ。その通り。オヌシは人から言われた食べ方が最高だと信じこみ今までなにも疑うことなくツナマヨを食してきた。しかし、今日からは違う。…であろう?」


「は、はいっ!」

天の声
「そうじゃ。それが答えじゃ。オヌシはついに常識から抜け出した。これからはそう。あたらしい世界を見つめるのじゃ」


「は、はいっ!ありがとうございました!!」

その後僕は天の声が聞こえなくなった。

しかし、僕は今でも思うのです。
価値観は他人まかせにしてはいけない。
自分で感じ、判断するべきだと。

僕はツナマヨから人生を学んだ。もちろん天の声からも…ね。